【ギャラリーとわたしの思い出】

美術館。

大きな美術館。有名な海外の画家。

日本の古い江戸時代とかのずっとむかしの絵。

エジプト。アニメ。ジブリ。

兵庫県立美術館好き。

新しい京セラ美術館。中の島美術館。

建物が好き。

私設ギャラリー。

全然違うけれど、

はじめてのギャラリー。

高校生のときに。海が見える少し山道を自転車で走っていると、

白い建物が見えた。なんとなく、入った。

「ギャラリー?」

絵の好きだったわたしは、興味本位で。

白い建物。白い壁。凹凸のなるようにわざと加工された壁。

窓から見える海。

夏だった。

いまのように、まだ、暑くはなかった。

南国の絵だった。

黒が好きな、ゴスが大好きな少女には

白い壁と南国のカラフルな絵は眩しすぎた。

オーナーさんが「アイス食べる?」と言ってアイスをくれた。

「これは、どこの国ですか?」

「バリ島」

そんな会話をした。

その夏、なぜか、何度かそこを訪れた。

オーナーさんは、アイスをくれた。

高校2年の夏。

夏が終わり、最後の高校生活は

ほぼ引きこもっていたのでもうそのギャラリーには

いけなくなった。

なにするわけでもなく、絵を見て、アイス食べて、

ぼーっとするだけの空間。

(ほんとうは、絵を買ったほうがいいんだけど)

方舟もそんな感じになれたかな。

「落ち着く」とか

「親戚の家に来たみたい」とか

雨の音、光、昼、夜、夏、冬、雪、猫、

そんな環境で。

わたしは、窓もない光のない、今が昼か夜かわからなくなる、

暑くも寒くもない統一されたコンディションの室内に

いることが多かったので

この3年間、季節も時間も、新鮮でした。

アートの中で、一般的には、除け者扱いさている

フェティッシュアートを中心に

そんな気持ちのかたとの語らい、

楽しかったです。

わたしのはじめてのギャラリーはもうすぐ終わります。

ここで知り合った縁は、また、

hakobunenomoni でも引き続きできたらいいですね。

方舟とメメントモリが合体して

方舟の森

hakobunenomori

ハコブネノモリ

になりました。

よろしくお願いいたします。

その、白いギャラリーは、調べてみたら閉館していました。

しかし、駅前に、新しく建てられたようです。

アルタミラ美術館。和歌山県のはなし。

インターネットってすごいですね。

いろいろ調べることができて。

いつか、あの町にわたしは帰ることがあるのだろうか・・・。